• 子ども矯正

きっかけは、子どもの歯列不正

わが子3人の生え変わりがすすむごとに、あらららら・・・このままでは、キレイに並ばないなと、漠然とした思いでいました。

そしてある晩、子供たちの仕上げ磨きを終えた妻が私に向かって「この子達の歯並びが悪くなったら、歯科医師であるあなたのせいだからね」と言い放ちました。

矯正治療は抜歯からはじまるの?

当時、私の知る矯正治療は「すべての永久歯に生え変わるまで様子をみる」それから「数本の永久歯を抜いてスペースを作り歯を並べる」「歯に金具をつけてワイヤーで整える」抜歯矯正でした。

同級生の矯正専門医に、わが子の歯列不正を相談したら、「治療を始める前に、4番を全て(4本)抜歯してきてくれ」との返事でした。折角、生え変わったキレイな永久歯を抜くことはとても辛い選択でした。

どうにかして歯を抜かずに歯列不正をなおす治療はないものか?と、あらゆる方法で非抜歯矯正を探しました。

結果・・・探し当てた矯正治療は?

歯を抜かずに整えてゆく、床(しょう)矯正治療というものでした。

歯を抜かず矯正治療ってできるの?

ようやく探し当てて、たどり着いたところが、「日本床矯正研究会」でした。

当時、研究会主幹であった鈴木設也先生はすでに数千人の患者様の歯を抜歯せずに矯正治療されてたのです。不可逆的な治療でないことから、後戻りのできる治療でした。

早速、東京都の鈴木先生のもとに出向き東でも西でもセミナーがあると聞くとすべて受講し理解度を深めていきました。

結果・・・床矯正治療は?

わが子の矯正治療はいかに・・・?

10歳の長男、7歳の双子姉妹の矯正がはじまりました。
東京の鈴木院長の指導のもと、週末には東京まで勉強に通う日々が続きました。
歯科大で習った矯正の概念とは違うことも多く、とにかく子供たちの矯正治療で腕をみがいていきました。

結果、少しのガタガタでスペース不足の子たちでしたので、複雑な治療にならず拡大装置のみでスムーズにキレイになりました。

あれから20年弱、いまでは3000人以上の患者さんの矯正をてがけるようになりました。

矯正治療はあらゆる方法と選択肢があります。数件の歯科医院で相談を受けて、個々に合った矯正治療をお勧めします。

 

柳原歯科医院
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