- 入れ歯ご利用の方
当院が推奨したい入れ歯にまつわる3つのポイントを公開!
「入れ歯がなくなってしまった!」「急いでもうひとつ作ってほしい!」…。あわてて当院に駆け込んでくる患者さまが、たまにいらっしゃいます。入れ歯作りには相当な期間がかかります。明日までもうひとつ…というわけにはいきません。
そこであらかじめスペアの入れ歯を作っておいて、まさかの事態に備えましょう。ひとつを日常使いに、もうひとつは保管して…。あるいは通常から2セットを交互にはめて、ひとつは使用、もう一つは洗浄という形で、より清潔に保つというテクニックもあります。
この場合、健康保険を適用させて同時に2つ作ることはできません。しかし半年経てば、保険を使って同じ個所の入れ歯をもう一度作ることができるのです。
スペアを用意して安心の入れ歯生活はいかがでしょうか。
入れ歯はひとつ作ったら一生ものだと、思われている方がいるかもしれません。人間のあごの形、歯ぐきの健康状態、口の回りの筋肉の状態や働きなどは、日々変化していきます。ある程度の期間はうまく使えていた入れ歯が、徐々に使いづらい、噛みづらいものに変わってしまうケースがほとんどです。無理に同じ入れ歯を使い続けた結果、逆に健康を損なうことにもなりかねません。
メガネは見えづらくなったら、買い替えますよね。同じ感覚で入れ歯も定期的に更新し、常に噛みやすい状態を保ちましょう。特に部分入れ歯の場合は、残っている歯の健康維持にもつながります。これもまた、半年以上経過すれば健康保険を適用して入れ歯を作れる制度が役に立ちそうです。いい状態で食べ物を楽しめる、大きく口を開けられる、笑顔を作れる、そんな入れ歯の「着せかえ」をおすすめします。
インプラントと入れ歯の大きな違いは、入れ歯を「洗える」ことです。現在では市販で入れ歯の洗浄剤が手軽に入手できます。常に清潔に保つことで口中の健康保持や口臭の減少にもつながります。
さらに入れ歯と併せて口の中全体の定期的な検診によって、一層の状態のよさを保つことができます。部分入れ歯を入れた患者さまは、入れ歯の周辺部の健康な歯の状態を常にチェックしておく必要があるでしょう。
さらには歯全体の予防ケアである「PMTC」(詳細はコチラ)を当院ではおすすめしています。入れ歯ライフのスタートと共に、虫歯や歯周病のケアも入れ歯を中心に考えていきましょう。しっかりとしたメンテを行うことで、入れ歯のマイナス要素をどんどん減らしていけるのです。