柳原歯科医院では、歯科衛生士による歯のクリーニング「GBT」を導入しています。
GBTとは何か。これを患者さんにうまく説明するのはなかなか難しいのです。
先日も歯医者嫁に指摘され、レクチャーを受けました。
わかりやすく説明できているか、どうぞご覧ください。
GBTはスイス発、最先端のプロの予防クリーニング方法です。
GBTとは、Guided Biofilm Therapy（ガイデッドバイオフィルムセラピー）の略で、プロによる歯面清掃のバイオフィルム除去のことです。
これまで柳原歯科医院では、スウェーデンのPMTCを推奨しておりましたが、GBTはPMTCを超える優れたクリーニング方法であるということで、新しく導入しました。
予防先進国では、すでにPMTCよりも多くの国が取り入れている最新の予防方法です。
GBTは最新の予防方法であると述べましたが、予防ってそもそも何でしょう？
例えば、虫歯や歯周病になって歯科医院に通うのは「治療」です。つまり、病気を治すことを治療といいます。
ですがそうなる前に、病気にならないようにすることが「予防」です。
予防のために歯科医院に通っていただくことで、治療を受けることなく皆さんハッピーに過ごすことができるわけです。
虫歯や歯周病の予防には、バイオフィルムを除去する必要があります。
バイオフィルムとは、歯の表面に付着した細菌の膜のようなものです。キッチンの排水口のヌメリのようなものだとお考えください。（歯医者嫁がよく使う例です）
このバイオフィルムは、日常の歯磨きでは除去することができないため、定期的にクリーニングを受けていただきたいのです。
PMTCもGBTも、バイオフィルムを除去するのは同じですが、GBTは専用の機械と特殊なパウダーを使用し、歯を傷つけない施術方法なのです。
消毒剤や抗菌剤も一切使用していません。
また、PMTCに比べ、歯科衛生士のテクニックの違いの影響も少なく、施術時間も短時間になり、患者さんの負担も軽減しました。
そして、知覚過敏でクリーニングを諦めていた方にも受けていただけるようになりました。
患者さんからは、「歯石がつきにくくなった」「歯のツルツルピカピカが長持ちする」との感想をいただき喜ばれています。
優れたGBTクリーニング、当院では小学一年生のお子さんからご高齢の方まで、幅広く受けていただいています。
バイオフィルム除去が目的ですので、最低３ヶ月に一度の施術でOKですが、中には毎月受けておられる患者さんもいらっしゃいます。
継続して受けていただくことで、口腔内環境は改善されます。
つまり、虫歯や歯周病にかかりにくくなるのです。
歯医者嫁は受付で、「GBTを受けて先生の治療とはおさらばや〜！」と言っているそうです。
わたしもう、いなくてもいいようです…笑。
YouTubeでもご覧ください。
https://youtu.be/YGiqvO3qp1c?si=IoNzDhtIJprvrgEJ
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