もしも無人島にひとつだけ、オーラルグッズを持って行くとしたら…

ある日、歯医者嫁に、「もしも無人島にたったひとつだけ、オーラルグッズを持って行くとしたら何を持って行く?」と聞かれ、
「うーん、爪楊枝かなぁ…」と答えると、とんでもなく呆れた顔をされました。
無人島で歯を健康に保つために、あなたなら何を持って行きますか?

オーラルグッズってどんなもの?

まず、オーラルグッズにはどんなものがあるでしょうか。

歯ブラシ、歯磨き剤、うがい薬、フロス、舌ブラシ、歯間ブラシ、そして乳酸菌サプリメントも含まれるでしょう。

世の中には多くのメーカーから様々な商品が販売されていますが、種類でいうと意外と少ないですね。

ではこの中で、たったひとつ選んで持って行くとしたら何を選ぶでしょう。

歯を守るために必要なものは何か?

歯医者嫁が言いますには、例えば歯ブラシが無くても指や舌で磨けるし、木の枝で作って歯を磨くことができる、つまり代用できるものがある、ということです。

わたしの爪楊枝なんて、それこそそこら中にある木の枝で作れるじゃないかと、バッサリ切り捨てられました笑。

あまりに悔しいので、じゃあ何を選ぶのか答えてもらいました。

歯医者嫁の答えは「間違いなくフロス!」でした。

歯間部を掃除できるのはフロスだけ

フロスは、歯と歯の間に通して、汚れを除去するものです。

歯間ブラシは、歯の根元の隙間の掃除はできますが、歯と歯の間を綺麗にできるのはフロスしかありません。

毎日することでもありますし、しないと気持ちが悪いという歯医者嫁の言葉にもうなづけます。

以前訪れた予防先進国であるスウェーデンの歯科衛生士たちも、勉強会ではフロスと答えたということでした。

そういえば、昔アメリカでも「Floss or Die」(フロス オア ダイ)というメッセージがあったことを思い出しました。

「フロスか、死か」なんてちょっと怖いですが、歯間部の細菌を綺麗に除去しないと、歯周病から全身疾患に陥り、やがては死に至る、そういう意味のメッセージでした。

世の中にオーラルグッズは数あれど、歯間部を掃除できるのはフロスだけしかないということですね。

まぁとにかく歯医者嫁は常に、歯ブラシよりもフロスを主役にしたい気持ちらしいです。

というわけで、当院の今年のスタッフTシャツは、「Floss or Die」のデザインです。

柳原歯科医院

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