- お口の健康
人生100年時代、100歳以上が9万人以上の高齢化社会の日本。
歯周病やむし歯、食いしばりで歯の本数が減り、食生活のトラブルを抱える人がますます増加しています。
ところでみなさんは、オーラルフレイルという言葉をご存知でしょうか?
オーラル(=口腔)、フレイル(=虚弱)、つまり口腔機能低下を意味します。
それって高齢者のイメージだし、歯が健康なら関係ないよね?
そう思われたあなた、実はオーラルフレイルは、高齢者だけの問題ではないのです。
下のチェックシートをご覧ください。
ご自身でチェックして結果を見ていただくとともに、質問の項目にも注目していただきたいのです。中高年、もしかしたら若い方にも、当てはまるのではないでしょうか。
つまり、歯の健康を維持し、自身の歯を保持するだけでは、オーラルフレイルは避けることができないということです。平均的には50歳代からフレイルは始まると言われています。
オーラルフレイルの原因は、歯周病やむし歯による歯の喪失、つまり歯科疾患によって噛めない食品が増えるということ。また、脳血管疾患による機能低下などさまざまですが、日常生活のちょっとした意識改革で予防することができます。
まずは歯周病やむし歯の予防、そして「発声する」「笑う」「歌う」といった唇や舌を動かすこと、喉や口周辺の多くの筋肉の働きを衰えさせないことが予防につながります。
コロナ禍以降、リモート生活や外出を避ける生活が今も続いていたりしませんか?好きな人や気の合う仲間と会い、楽しくおしゃべりしたり歌ったりすることで、気持ちも元気になりますね。
あとは「あいうべ体操」やベロ回し、風船を膨らませるトレーニングも効果的です。
体の衰えは気づくけど、口の衰えは意外と気付きにくいもの。
日常生活でしっかりと口を動かし、健康寿命を延ばしていきたいですね。
YouTubeでもご覧ください。
https://youtu.be/U2cr9x8eQcw?si=jD2_pmmmQlNjzQlP
柳原歯科医院
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