- 子ども矯正
歯列不正の原因のひとつに、舌や口の周りの筋肉が使えていないということがあります。
矯正kidsに必須のバイオセラピー、今回は専用のトレーニング器具をご紹介しながらお話しします。
バイオセラピーとは、歯列不正の原因を自分自身で正す治療を言います。
（詳しい動画はこちら）
バイオセラピーにはいくつかの方法があるのですが、その中の一つとして、当院では専用の器具でのトレーニングを推奨しています。
まず「あげろーくん」、これは舌の筋肉を鍛えるための器具です。
わたしも一度やってみたのですが、歯医者嫁に「やり方間違ってんで！」とこっぴどく注意されました笑。
取説には、使い方がとても詳しく記載されていて、舌の正しい位置や、さらにこのトレーニングをしたらこんな効果がある、ということも書かれています。
皆さんは必ず取説をしっかり見ていただいて、正しく使ってトレーニングしてくださいね。
次に「リットレメーター」は、口の周りの筋肉「口輪筋」を鍛えるための器具です。
こちらは口にくわえて引っ張るという、誰でも簡単にトレーニングできる器具ですが、やはり効果的な使い方がありますので、受付でお尋ねください。
ちなみに「リットレメーター」は、ほうれい線や口元のたるみ改善にも効果的とのことで、歯医者嫁はママたちにもオススメしているようです。
（実際に器具を使用している様子は、最後の動画でご覧ください）
歯列不正の原因として、舌の筋肉や口輪筋が使えていないということを述べましたが、逆にいうと、トレーニングで鍛えれば歯列不正が予防できるということになります。
舌の筋肉が衰え、低位舌（口の中で舌が上顎に付かず下がっている状態）になり、お口ポカンになっていたとしても、
「あげろーくん」でトレーニングすると、舌が正しい位置に戻り、低位舌が改善されるという効果が期待できます。
つまり歯列不正が予防できるということなのです。
「リットレメーター」も、口輪筋を鍛え、歯を使ってしっかりと噛めるようになるために有効です。
矯正治療なしで歯列不正を予防できるなんて、こんなにいいことありませんよね！
バイオセラピーのトレーニングは、歯並びを良くすることはもちろんですが、効果はそれだけではありません。
舌を鍛え、しっかりと口輪筋を使って噛むことで、顔貌にも影響を与えます。
頬の筋肉も発達し、表情も豊かになり、締まりのある顔になります。
つまり本来の「いいかお」になれるのです。
歯並びだけでなく、顔立ちにまでいい影響を与えるバイオセラピーのトレーニング、矯正kidsだけでなく、年配の方など幅広くお勧めしています。
そもそも舌の位置が下がっているとか、舌に正しい位置ってあるの？と思われる方も少なくないと思います。
一度お子さんに、口を閉じた状態で舌がどこにあるのか聞いてみてください。
そして、時々お子さんのお口の中を覗き込んでみてください。
舌の正しい位置を知るところからトレーニングは始まっています。
わたしたちも引き続きお伝えしていきます。
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https://youtu.be/1WD8E-Dwhwg?si=GGZxbKSbwUMBNAtX
柳原歯科医院
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