- 子ども矯正
マスク生活が続くようになって、矯正に興味のある人が増えたようです。
ある日、歯医者嫁が藪から棒に「子どもの矯正治療って、いつから始めたら安いんかな?」と尋ねました。
安い?って何や、治すことが目的なのにと反論しましたが、お問合せの中でも、治療費のことは切実な問題として大変多いとのこと。確かにそうかもしれません。
今回は、費用にもお子さんにもできるだけ負担の少ない治療時期について考えてみました。
矯正治療をされたことのない方でも、一般知識として、矯正治療費は高額であると認識されているのがほとんどだと思います。
一般的な相場で言いますと、まず保険適用でないことも踏まえ、50〜130万円くらいかと思います。これは医院によりますし、治療方法や治療期間によって差があります。
そしてこれは、抜歯矯正治療の相場です。
では歯を抜かない、床矯正治療はどうでしょうか。
当院では、床矯正治療をメインで行なっていますが、簡単なものであれば10万円くらいから始められます。
ただし床矯正治療は、ご自身で治療を進めていく治療法ですので、ご本人のやる気や生活上の都合でゴールの時期が変わってきます。つまり患者さんの取り組み次第で、費用も変わってくることになります。
当院の床矯正患者さんは、3歳〜ご高齢の方まで幅広くいらっしゃいますが、治療を始める年齢によっても費用が変わってきます。
歯医者嫁が、「ちょっとでも安くて早いのは?」としつこく聞くので笑、強いていうなら…という感じではありますが、永久歯の生え変わりが始まった6〜7歳くらいまでのお子さんでしたら、病態がさほど重篤でない場合が多いので、比較的早期に問題点が解決する場合が多いでしょう。
ですが逆に、乳歯列から明らかに歯列不正があるにも関わらず、放置したまま永久歯列になってしまった場合は、病態が悪化していることがほとんどです。
そうなりますと、治療期間も長くなり、費用も高額になるということになります。
難しい治療が必要になりますと、大学病院を紹介するケースも出てまいります。
やはり早めの治療開始が、期間も費用も少なくて済む、ということになりますね。
歯列不正のお子さんの親御さんが、決まり文句のようにおっしゃるのは、「乳歯の時には綺麗に並んでたのに…」ということです。
ですがそもそも、乳歯列に隙間がないということが既に問題なのです。
え!なんで?!と思われるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。
乳歯と永久歯では、永久歯の方が大きいのです。
隙間なく生えている乳歯のスペースに、大きな永久歯が綺麗に並ぶわけがありません。狭いスペースに大きな歯が生えてくるので、ガタガタになるのは当然のことなのです。
ですので理想は、「すきっ歯な乳歯列」ということですね。
というわけで、乳歯列からの観察と、異変に気づいたら早めに受診することが、費用を抑える方法の一つになることは確かでしょう。
病態や個人差もありますので一概には言えませんが、治療期間も費用も大きくならないように、乳歯列(3歳)からのチェックをぜひよろしくお願いします。
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https://youtu.be/PapK6ijs8Ho?si=b9rvqpI_LNuOfyQ_
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