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歯医者の初診は長い?!スムーズな歯科受診に役立つ忙しい人が知っておきたいポイント

初診・再診の方へ、安心して通える診療を目指して

柳原歯科医院では、初診患者さんや久しぶりの再診患者さんには1時間の検診時間を設けています。
正確な診断や治療のために、症状やご要望、病歴や生活習慣のことなど、何でもお話しいただければと思っています。

とはいえ、仕事や育児で忙しい方にとって「歯医者=時間がかかる場所」と思われがち。
「行きたいけど時間が取れない」「何を準備すればいいかわからない」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで「スムーズに歯科受診を進めるためのポイント」を、さまざまな患者さんの状況に合わせてわかりやすくご紹介します。

「時間がかかる」と感じやすい初診こそ、安心して任せられる準備と心構えが大切です。
忙しい今こそ、未来の健康のために、一歩を踏み出してみませんか?

一般的に初診は“診療”より“確認と準備”に時間がかかる

歯医者の初診では、いきなり治療に入るわけではありません。

初めての歯科医院へ行く場合だけでなく、以前に行っていた歯科医院へ久しぶりの再診をする場合も同じです。

以下のような流れが一般的でしょう。

● 問診票の記入

● 症状のヒアリング

● レントゲン撮影

● お口の中の検査(歯ぐきの状態・虫歯の有無など)

● 治療計画の説明

● 必要に応じて応急処置やクリーニング

柳原歯科医院では、所要時間を60分程度頂いています。
「1本の虫歯だけ見てほしい」という場合でも、全体の健康状態を診るための検査があることを理解しておくと、気持ちに余裕が持てます。

📝ポイント

✅ 予約時に「所要時間の目安」を確認

✅ 来院は10分前が理想

✅ 保険証・お薬手帳は忘れずに!

子どもの初診に付き添う保護者の方へ:泣いてもOK!

「初めて歯医者さんに連れて行くけど、泣いちゃわないかな…?」
「途中で帰ることになったらどうしよう…?」

そんな不安を感じるママ・パパも多いと思います。でも大丈夫!

子ども専門の診療経験がある歯科医院なら、“泣くこと”も“途中で止まること”も想定内です。

付き添いの保護者が不安そうでは子供も不安に感じます。
できるだけ、明るくいつもどおりの雰囲気で、保護者は笑顔で大丈夫です。安心してスタッフにお任せください。

 

🧒「子どもがぐずらないか心配」なときにおすすめの3つの準備 

1. 絵本や動画で「歯医者さん」を楽しく知ってもらう

歯医者が「怖い場所」「痛い場所」というイメージを持たないように日頃から準備しておきましょう。

歯科医院をテーマにした絵本やアニメを一緒に見るのがおすすめです。

例えば「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」や「しまじろうのはみがき」など、 歯医者=楽しい・ちょっとワクワクするところ、と認識してもらえるとスムーズ!

 

2. ごっこ遊びで「診察される側」を体験させる

お家で「歯医者さんごっこ」をして、診察の流れを再現してみましょう。

保護者が「先生役」、お子さんが「患者さん役」で遊ぶ。
「お口をあーんしてみようね」「ライトを当てますよ〜」など声がけも実際と同じように

→ 実際の診療時に初めての体験ばかりだと緊張しやすくなります。
事前に「見慣れた人」と遊び感覚で慣れておくことで不安が軽減します。

 

3. 当日の持ち物とスケジュールに配慮を

子どもが落ち着いて過ごせる時間帯を選んで予約をしましょう。

お昼寝直後や空腹時は避け、リラックスできる時間帯で予約を取るのがベスト。

また、診察中に気がまぎれるお気に入りのぬいぐるみやハンカチを持たせるのもおすすめです。

 

🌟プチアドバイス

「がんばれたら帰りにごほうびがあるよ!」と伝えるのも効果的。
ただし、「泣かないでね」など否定的な言葉よりも、前向きな声がけのほうが安心感を与えます。

 

中高生など、初めて一人で来院する学生さんへ:不安なことはそのまま聞いてOK!

部活帰りや塾の合間に、保護者なしで歯医者に来る中学生・高校生も増えています。
「何を持って行けばいいの?」「何されるのか不安…」そんな気持ち、当然です。

でも、受付やスタッフは学生さんにも慣れています
治療の内容や次回の説明も丁寧に行いますので、わからないことがあればその場で何でも聞いて大丈夫です。

📚ポイント:

✅ 保険証(コピー可)と学生証を持参

✅ 痛いところや気になることは正直に話す

✅ 治療後に「親に何て伝えればいいか」も遠慮なく相談OK!

初めての歯医者・数年ぶりの再受診の方へ:「何から聞かれる?」の不安を解消

「子どものころ以来で、なんだか怖い」 「何年も放置してしまって、怒られそう…」
そんな理由で受診をためらっている方も多いかもしれません。でも大丈夫。

最近では“怒らない・怖くない歯医者さん”が当たり前です。

初診時には、

● 症状がいつからあるか

● 歯科通院への苦手意識があるか

●過去の治療歴や病歴(持病・服薬など)

などを丁寧に確認したうえで、患者さんのペースで診療を進めていきます。

🔁ポイント

👉 「とにかく見てほしい」だけでもOK

👉 治療は無理に進めず、カウンセリングだけでも可能

👉 定期検診から再スタートも大歓迎!

🦷 症状を伝えるときの5つのポイント

症状をスムーズに正確に伝えることは、診察・治療を的確に進めてもらうためにとても重要です。

患者さんや保護者が事前に意識しておくとよいポイントをまとめてみました。

📝不安ならメモしておくと安心ですよ。

 

① どこが・いつから・どのように痛むかを具体的に

●「右の奥歯が3日前からズキズキ痛い」

●「冷たいものを飲んだときだけしみる感じがする」など

👉 場所・痛みの種類・期間・きっかけを伝えると◎

 

② 生活にどんな影響があるか

●「ごはんが噛みにくい」「寝ているときに痛みで起きる」

●「子どもが食事を嫌がる」など

👉 日常生活との関係を伝えることで、優先順位を判断しやすくなります。

 

③ 見た目や違和感もヒントになる

●「歯ぐきが腫れているように見える」

●「歯がグラグラしている気がする」

●「口の中がねばつく」など

👉 自分では気になっていても伝え忘れがちな部分です。

 

④ これまでの治療歴・他院での対応も伝える

●「以前に治療した歯が痛い」

●「数年前に詰め物をした箇所が取れた」など

👉 過去の治療と関係がある場合、正確な診断に役立ちます。

 

⑤ お子さまの場合は“変化”に注目

●「急におやつを嫌がるようになった」

●「歯みがきを嫌がるようになった」

●「前歯が少し八の字になってきた気がする」など

👉 子ども自身がうまく言えないことを、親御さんの観察で補いましょう。

 

まとめ:初診は“安心して通うための第一歩”です

どんな方でも、最初の歯科受診は少し緊張するもの。
でも、それぞれのライフスタイルや不安に合わせて診療を進めてくれる医院なら、きっと安心して続けられるはずです。

「初診って長いんでしょ?」と思っても
ちょっとした準備と心構えで、意外とスムーズに終わります!

柳原歯科医院

YDCコーディネーター

15歳までの子供の歯は成長とともに刻々と変化しています。 例えば歯列矯正は、永久歯が生え揃う前から始めることで、歯を抜かずに綺麗な歯並びをつくることができます。そして実は赤ちゃんにも、お母さんのおなかにいる時から歯の元がつくられているのです。体の健康は歯の健康から。子供の歯の悩み、疑問、不安など、情報交換の場としてお役に立てると幸いです。

柳原歯科医院
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