2年前に来院したきりの患者さまからお問い合わせがありました。
この方はせんが、支えの歯はすでに抜けている状態でした。非常に多忙で通院は無理とのことでしたので、歯の寿命を伝えて見た目も悪い状態でブリッジをとめる処置をして終わったきりの患者さんでした。
お話を伺うと、趣味のマラソン後に脳梗塞で倒れたとのことでした。 緊急搬送で一命はとりとめましたが、挿管時にブリッジが外れたうえ、歯も折れたとのことでした。
命が助かって良かったけど、残念ながら歯はなくなってしまいました。病院では前歯がないことで、話しづらく、食べることも不自由だからとにかく1日でも早く前歯を入れてほしいとのご依頼でした。
前歯の部分義歯は見た目は華奢な義歯ですが、調整もしやすく、とにかく軽いフィット感が特徴です。これをキャンジャ様の状況に合わせてセットさせていただきました。
彼は現在も施設にてリハビリ中ですが、またマラソンに復帰できることを目標に頑張っているそうです。 そして、今度こそは体と共に歯を大切に、退院したら残された歯の予防に来て下さるそうです。