歯医者さんの使う言葉はカタカナ用語が多いですよね。
患者さんから、わかりにくいわ〜とよく言われます。
わたしたち医師やスタッフ間で使う、カリエス(むし歯)、ペリオ(歯周病)、FMC(金属の被せ物)、デンチャー(義歯)などは専門用語なのですが、最近TVコマーシャルなんかでよく聞かれる、デンタルケア、オーラルケア、プロフェッショナルケア、セルフケア、そしてホームケアのお話をします。
TVコマーシャルでは多くの予防関連の言葉が使われていてわかりにくいですね。
まず、デンタルケアとオーラルケア、どちらも口腔内のお手入れを意味しています。お手入れをすることで、むし歯や歯周病からお口の健康を守りましょうということですね。
次にプロフェッショナルケアは歯科医師や歯科衛生士による予防のためのお手入れ、対してセルフケアは自分でお手入れをすることです。
そしてセルフケアの中でもご自宅でのお手入れがホームケアです。
誰もが毎日の習慣としておうちでできるホームケア、具合的にはどんなことだと思いますか?
多くの方が、食後に歯ブラシで歯を磨くことだと思っていらっしゃると思います。そして、歯磨きさえしていれば安心とお考えの方が多いのです。
ですが、残念ながらそれだけでは充分なケアとは言えません。
参考までに、わたしの家内のホームケアは、
1、朝起きたらすぐにぬるま湯でうがいをして、軽くベロ磨きをする
2、朝ごはんを食べたら2種類の歯ブラシで歯磨き
3、歯間ブラシ
4、フロスで仕上げ
まぁ、普通の人が聞けば完璧だと思われるでしょう(笑)
ですが厳密にいうと、個々の歯の向きや並び方で歯の磨き方も変わります。歯間ブラシの通す角度、フロスの適切な使い方等、完璧ではないでしょう。
そもそも自分の使っている歯ブラシがご自身に合っているかどうか…
そういうことも、歯科医院でチェックしてもらうといいと思います。
ご自身のホームケアが本当に自分に合っているか、具体的に指導を受けることで、より質の高いケアを目指しましょう。
そしてやはり、どんなに完璧なホームケアができたとしても、残念ながらプロフェッショナルケアの半分程度にしかなりません。
当院では、歯科衛生士によるプロのクリーニングGBTを受けていただけますが、定期的にされている方の口腔内は健康が保たれています。歯も艶が出てピカピカですし、歯石も着色も付着しにくくなります。
定期検診とプロのクリーニングを受けることで、歯の寿命は格段に延びることをお約束します。
自分に合ったホームケアを知ること、そしてプロのクリーニングで人生100年時代を迎えましょう。
YouTubeでもご覧ください。
https://youtu.be/zaAIcEkDz6c?si=qKMSQAt7urBgommH
柳原歯科医院
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