柳原歯科医院では、受付で歯医者嫁が患者さんのお悩みを伺っています。
いつも長時間患者さんとお話ししているので、何をそんなに皆さん悩んでおられるのかと尋ねました。わたしにしてみたら、悩んでいるなら早く受診すればいいのにと思うわけですが、そう言うと歯医者嫁が、「分かってないなぁ」という顔で言いました。
大人はいろいろ考えていて、分かっていても行動に移せない悩みや事情があるのだと。
今回は、歯医者嫁がお聞きしている患者さんのお悩みを、少しでも解消できるよう考えたいと思います。
家内が言うには、大人の患者さんの悩みには、共通する5つの「い」というのがあるそうです。
1、「い」つから始めたらいいですか?
2、「い」くらかかりますか?
3、「い」たいですか?
4、「い」つまでに治せますか?
5、「イ」メージは?
なるほど、ひとつひとつお答えしていきましょう。
これはもう、今からすぐに始めましょう。
例えば歯並びのことが気になって、矯正治療で悩んでおられるのであれば、歯並び診断を受けていただいて、それからする・しないを決めていただけます。
これはどういった治療を希望されるかによって変わってきます。
保険診療なのか、自由診療なのか、可能な限りご希望に沿う形で治療をスタートします。
これも治療によりますね。
手術が必要な外科治療、自分の歯を残すための保存治療、金歯や白い歯を被せる補綴治療など、治療によって痛みの有無や種類が変わりますね。
もちろん個人差もあるでしょう。
治療開始時点で、例えば3ヶ月以内とか今年中とか、いついつまでに治してほしいというご希望があれば、可能な範囲でそれにあった治療方法をご提案します。
これはどういうことかと聞くと、家内曰く、一番大事なことだとか。
イメージ、つまり見た目のこと。
例えば矯正なら、ワイヤーが見える固定式は嫌なので、取り外しのできるマウスピースで見えないようにしたい、ということですね。
また、補綴治療の場合、冠を外している間、歯がない状態は嫌なので仮歯にしたい、とか。
治療中であることを人に知られたくないというお気持ちはよく分かりました。
どのケースも、まずは検診を受けていただくことが、悩みの突破口になると感じました。
大人の場合は、歯周病検査に始まり、レントゲン撮影、写真撮影、歯型模型を取って、患者さん一人一人の資料集めをすることから始まります。
資料がないと、具体的な治療方法を提案することができないからです。
ですので、まずは検診を受けてください。そうすれば上記の5つの「い」にも具体的にお答えできると思います。
大人の皆さんは、いろんな事情やお悩みがあって、それぞれに抱えていらっしゃることが違うでしょう。
ですが、どんな方も、綺麗になりたい、という気持ちは同じだと思います。
だから、何かありましたらひとりで悩まず、受付にお声をかけていただきたいと思います。
コーディネーターである歯医者嫁がじっくりお話をお聞きしますので!
少しでも悩みや不安が解消されて、患者さんに取ってより良い選択をしていただきたいと願っています。
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https://youtu.be/1V5CylvE_cM?si=xKC_Qr2yz6yGYqkd
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