お子さんの歯並びが気になるけど、いつから矯正を始めればいいのかわからない方が多いですよね。歯並びや噛み合わせは、子どもの成長に合わせて変わるので、ベストなタイミングで矯正を始めることが大切です。この記事では、子どもが矯正を始めるのに適した年齢や、矯正治療を考えるときのポイントについてわかりやすく説明します。
矯正治療をいつ始めるべきなのか。骨の発育が止まる年齢が男の子が17~18歳、女の子が14歳といわれています。わかりやすくいうと身長が止まる年齢です。だいたいの子供はそのくらいで身長が止まる子が多いです。ではなぜ骨の発育と矯正が関係するのかというと、ものを噛むとき前歯を使って噛むことで、歯を支えている骨も成長し、中顔面の発育が促進されて表情のいい顔につながります。しかし、骨の発育が止まると歯を支えている骨の成長もとまってしまいます。以上を踏まえ柳原歯科医院では男の子は15~16歳、女の子は12歳までに矯正治療を始めることをお勧めしています。また、子どもの歯の状態や成長の進み方によっても変わります。以下の時期ごとに、どんな特徴があるかを見ていきましょう。
次のようなサインが見られる場合は、矯正治療を検討するタイミングかもしれません。
・歯が重なって生えている
・上と下の歯がきちんと噛み合っていない
・親指しゃぶりや舌を押し出す癖がある
・あごが小さい、または前に出ている
・口で息をしていることが多い
これらのサインは、歯並びやあごの成長に影響を与える可能性があります。また、口で呼吸をする癖は、歯並びだけでなく健康全体にも悪い影響を与えるので注意が必要です。
矯正治療を始めるときには、以下のポイントを押さえておくと安心です。
ほとんどの人が、歯並びと顔は別問題と思っているのではないでしょうか。実はとても関連しているんです。歯列不正になると多くは顎の骨の発育が不十分になってしまします。また、歯並びが整うだけではいい顔にはなりません。矯正治療をしながら、歯を使ってしっかり噛むことで骨に刺激をあたえていい顔につながります。大事なポイントは成長期にしっかり噛むこと。そうすることで骨の発育を促して表情筋が活性化します。とくに下顎ではなく上顎の刺激が必要となります。なので柳原歯科医院では骨の発育が終了する年齢を重視しています。
歯を正しく使えていないと、お口ポカーンや口を開けたまま食事をする、口がへの字になる、目が垂れる、鼻の穴が上を向く、唇が分厚くなるなど輪郭がぼやけたりしてしまします。それは口輪筋を使えておらず活性化できていないからです。正しく噛むということは、口輪筋を使うということ。それができていると表情が豊かでいい顔につながります。お子さんの歯並びが気になる場合は、早めに専門の歯医者さんに相談することが大切です。矯正治療は時間と手間がかかりますが、将来の健康といい顔のための大切なステップです。親御さんが定期的にお子さんの歯並びや噛み合わせをチェックし、気になることがあれば積極的に相談しましょう。早めの対応が、より良い結果を生むカギになります。歯並びについて不安がある場合は、ぜひ相談してください。柳原歯科医院はいい歯並びになって正しく歯を使ってほしい!早期治療としっかりしたサポートで、健康な歯と自信ある笑顔を手に入れましょう!