寒くなると歯がしみる人は要注意!知覚過敏?それとも歯周病の始まりかもしれません

寒い季節、歯がしみるのはなぜ?

最近、ずいぶん冷え込んできましたね。
寒い朝、顔を洗って、歯みがきをして、口をゆすぐと…「あっ、しみる!」と感じたことはありませんか?

この時期になると、「冷たい水でうがいしたときに歯がキーンとする」「外の冷たい空気を吸い込むとズキッと痛む」というご相談が増えます。
多くの方は「知覚過敏かな?」と思われますが、実はそれだけではないことも。

もしかすると、歯周病の始まりのサインかもしれません。

寒い季節は、体調だけでなくお口の状態もデリケートになりがちです。
朝の歯みがきの時間を少し意識して、やさしく・丁寧にケアしてあげることが大切です。
「冷たい水がしみるな…」そんな小さな変化も、実は早めに気づくことで大切な歯を守るきっかけになります。

🦷 「歯がしみる!」対応のポイント

歯が「しみる」と感じる症状の原因は、さまざまな口腔内の状態に起因します。

⚠️自己判断は禁物! 同じ「しみる」でも原因は多岐にわたるため、正しい診断が必要です。

⚠️放置は危険。虫歯や歯周病が進行する前に、早めの歯科受診を。

⚠️歯科医院では、しみ方や部位、頻度、持続時間をもとに、適切な処置を判断します。

 

1. 知覚過敏(象牙質知覚過敏症)

最も多い原因です。
歯の表面を覆う「エナメル質」が削れたり、歯ぐきが下がって歯の根元(象牙質)が露出すると、冷たい・熱い・甘い・酸っぱいといった刺激に過敏になります。

💡主な原因:

✅強いブラッシング(歯磨きのしすぎ)

✅酸性の飲食物(レモン水・炭酸飲料など)

✅歯ぎしりや食いしばり

✅加齢や歯周病による歯ぐきの後退

2. 虫歯(う蝕)

初期の虫歯では痛みよりもしみる感覚が先に出ることがあります。冷たいもの・甘いものがしみる場合は虫歯の可能性も。

💡チェックポイント:

✅黒い影がある

✅食べ物がよく詰まる

✅フロスや爪楊枝が引っかかる感覚がある

3. 歯周病

歯ぐきが腫れる・出血する・下がることで歯の根元が露出し、知覚過敏と同様の「しみる」症状が出ます。

💡合わせて見られやすい症状:

✅口臭

✅歯ぐきの赤みや腫れ

✅歯のグラつき

4. その他の可能性

💡歯のヒビ・欠け

小さなヒビや欠けでも、象牙質が露出して刺激に敏感になる場合があります。見た目ではわかりにくいことも。

💡ホワイトニングや歯科治療後の一時的な影響

ホワイトニングや治療後に一時的にしみることがあります。通常は数日で治まりますが、続くようであれば受診を。

💡噛み合わせの不調・歯ぎしり

噛む力の負担が局所的にかかると、歯の根元に負担がかかり、くさび状欠損と呼ばれる状態に。これも知覚過敏の原因になります。

📌しみるだけじゃない?歯周病の初期症状

知覚過敏のような「しみる感覚」は、歯ぐきが下がって歯の根元(象牙質)が露出することで起こります。これは歯周病の進行によっても起こる現象です。

次のような症状がある場合は、歯周病が関係しているかもしれません:

🔸口臭が気になる

🔸歯磨き時に出血することがある

🔸歯ぐきが下がってきた感じがする

🔸歯が少しグラグラしてきたような気がする

歯周病は“沈黙の病気”。気づいたときには進行していることも

歯周病は「サイレントディジーズ(沈黙の病気)」とも呼ばれ、初期段階では自覚症状がほとんどありません。しかし放置すると、歯を支える骨が溶けて、最終的には歯が抜けてしまうことも。

「寒くなってからしみる」というタイミングは、歯と口の健康を見直す良いチャンスです。

💎気になる症状があれば、一度ご相談ください

「もしかして…?」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。

歯がしみる・歯ぐきがムズムズする・口臭が気になる…。些細に見える違和感でも、歯周病の初期症状であることも少なくありません。

柳原歯科医院では、そうした違和感にしっかり耳を傾け、一人ひとりに合わせた丁寧な検査とアドバイスを行っています。生活習慣や食事内容も含めてカウンセリング。
生活習慣の見直しだけで改善できるケースも多いため、「気になるけど大げさかも…」と感じている方こそ、お気軽にご相談いただきたいと思っています。

セルフチェックで少しでも気になる項目があった方は、専門的なチェックと丁寧な説明を受けることで安心につながるはずです。

そして、柳原歯科医院では最先端の歯周病治療「ブルーラジカル」も導入。これまで難しかった深い歯周ポケットの治療や、歯周病菌の徹底除去にも対応しています。進行した歯周病への対応も、できるだけ痛みの少ない方法でサポートしています。

寒い季節だからこそ、お口の異変に気づきやすいタイミングでもあります。
ぜひこの機会に、あなたのお口の健康を一緒に見直してみませんか?

🪄最先端の歯周病治療「ブルーラジカル」を導入

柳原歯科医院では、世界初の光活性化殺菌剤を用いた歯周病治療『ブルーラジカル』を導入しています。

従来の治療よりも短時間・低負担で、効果的なケアが可能です。

気になる症状がある方は、早めの受診とチェックをおすすめします。

 

👉歯周病治療『ブルーラジカル』⇒詳しくはこちらのページへ

https://yanagihara-dc.com/blue-radical/

◆ まとめ:しみたら“今”が受診のタイミング!

「冷たい水がしみるな…」と思ったら、それは身体からのサイン。

知覚過敏と思っていても、歯周病が隠れている可能性もあります。

早目の歯科検診で、歯と歯ぐきをしっかりチェックして、安心して冬を過ごせるようにしましょう。

YDCコーディネーター

柳原歯科医院

YDCコーディネーター

15歳までの子供の歯は成長とともに刻々と変化しています。 例えば歯列矯正は、永久歯が生え揃う前から始めることで、歯を抜かずに綺麗な歯並びをつくることができます。そして実は赤ちゃんにも、お母さんのおなかにいる時から歯の元がつくられているのです。体の健康は歯の健康から。子供の歯の悩み、疑問、不安など、情報交換の場としてお役に立てると幸いです。

柳原歯科医院
〒639-0265 奈良県香芝市上中833-3
TEL:0745-77-1124
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